2016年I期 1-11

湾岸がささえる都市の環境
-エネルギー・廃棄物・リサイクル-

コース概要

担当教員 松本倫明・渡邊誠
日程 2016年8月18日, 9月6日~9月8日
場所 東京スーパーエコタウン、中央防波堤内側埋立地、J-POWER磯子火力発電所、東京ガス根岸工場、イワタニ水素ステーション芝公園、川崎市メガソーラーほか関連施設
参加人数 20名

コースの狙い

このコースでは、エネルギー・廃棄物・リサイクル関連の施設を訪問します。湾岸エリアに点在するこれらの施設を短期間で集中的に見学します。見学を通じて都市の環境を支える科学技術を学ぶことを目的としています。さらに都市におけるエネルギーと物質のフローについて考えます。

内容

大都市に住む我々は大量のエネルギーを消費し、大量の廃棄物を排出します。また廃棄物のある部分はリサイクルされ、ふたたび消費されます。このような、物質とエネルギーの流れは都市に生活していると実感しづらいものです。このコースでは、大都市から近い湾岸地区に出かけ、エネルギー、廃棄物、そしてリサイクルに関連した施設を集中的に見学します。
訪問先は比較的近距離のため、すべて日帰りで行います。社会人学生や1年生が参加しやすいコースです。

訪問先は、東京スーパーエコタウンに展開するリサイクル施設5箇所、火力発電所、東京ガスの液化天然ガスの工場、水素ステーション、メガソーラー(大規模な太陽光発電)、そして東京湾にある巨大なゴミの埋立地と盛りだくさんです。
東京スーパーエコタウンでは、リサイクルの現状と課題を、視覚と聴覚と嗅覚で実感します。メガソーラーでは自然エネルギーの現状と課題、さらに水素ステーションと天然ガスの工場では、最近注目されている水素と天然ガスという気体のエネルギーの特徴(利点と難しさ)も実感します。最後にごみの終着地である埋立処分場を訪問し、ごみ問題について考えます。

東京ガス根岸工場見学の様子。バスを利用して、工場の広い敷地内を移動しました。車窓の外には巨大なLNGタンクが見えます。
J-Power における集合写真。写真右には巨大な発電タービンの実物があります。

学習を終えて

このコースでは様々なリサイクル関連施設とエネルギー関連施設を訪問しました。訪問先のなかでとくに興味深かったのは、食品廃棄物リサイクル工場でした。食品リサイクルの現場である工場を見学し、さらに現場の人たちからも生の声を聞くことができました。これらを材料に、食品リサイクル政策に関する現状の方向性にいて考察しました。(3年 中村崚)