2015年II期 2-3

フィールドスタディ・イン・オーストラリア
英語と自然環境保護を学ぶ

コース概要

担当教員 長峰登記夫・長谷川直哉
日程 2016年2月27日~3月13日
場所 オーストラリア・ゴールドコースト
参加人数 19名

コースの狙い

英語学校で英語研修を行い、ホームステイでは生の英語にふれ、その経験を駆使しながらフィールドスタディで成果を試す。

内容

オーストラリア・フィールドスタディ(AFS)には3つの特徴があります。それは、①大学付属英語学校での語学研修、②そこで得た知識を実地でためすことができるホームステイ、それに、③フィールドスタディで、この3つを統一的に学習・体験できることです。

とくにFSではタンガルーマ島(一泊二日)、ラミントン国立公園(日帰り)、コアラ病院(日帰り)の3カ所を訪ねました。オーストラリアは世界でも最も豊かな自然環境をもち、かつ自然環境や動植物の保護に積極的な国のひとつですが、そこで自然環境や動植物の保護について勉強しました。タンガルーマ島は世界で3番目に大きい砂でできた島で、そこでは環境保護のため自動車は原則的に禁止され、自家発電によって電気を自給したり、水の循環利用をしたりと環境保護を徹底しています。それらについて英語によるセミナーを聞き、環境保護について学びました。

ラミントン国立公園は1994年にユネスコの世界遺産に登録された、熱帯雨林を体験できる場所です。熱帯雨林の中をしばらく散策しながら、説明を受け、多くの亜熱帯、熱帯の珍しい動植物をみることができます。4WDトラックでの英語ガイドツアーでは雄大な自然を一望し、野生の鳥の餌付けや吊り橋ウオーキングなども体験できます。

コアラ病院はクイーンズランド州政府が運営し、野生動物、とくに絶滅が危惧されているコアラの救護活動を行っている、オーストラリアならではのユニークな動物病院です。この病院には毎年1000頭近くの、怪我をしたり病気になったりしたコアラや他の野生動物が運ばれてきます。ここには2名の獣医と7名のレンジャー、約45名のボランテイアが働いています。通常は、一般人の立ち入りはできませんが、特別許可を得て、オーストラリアのユニークな動物たち(有袋類や単孔類) の臨床、看護などの実習を見学することができます。

こうしてAFSでは、英語学校で英語を学び、FSで自然環境や動植物の保護について勉強し、そこで学んだことについてホームステイ先の家族と話すことができます。そうすることによって、英語学校やFSで学んだことについてどれくらいコミュニケーションが取れるかを、ホームステイ先で試すことができます。英語によるコミュニケーションが上達するかどうかは参加者次第。自分から積極的に話しかけ、吸収しようとしなければ、何事も先に進みません。英語学校で学んだこと、FSで体験したこと、日本とオーストラリアのライフスタイルや社会のこと等々について、積極的に話し、意見交換し、学ぼうとすることが、英語でのコミュニケーション向上にとって不可欠です。

タンガルーマ島の自然保護について講義を受ける
コアラ病院で施設や活動の説明を聞く
卒業式後の記念撮影。あっという間の二週間でした